『お達者健診PLUS®』
『お達者健診PLUS®』とは
「運動・口腔・認知・栄養・社会」の5機能の測定から"健康長寿度"を判定します。
特徴
・簡易版お達者健診PLUS™は「運動」「口腔」「認知」の3機能測定と質問票による「栄養」「社会機能」により5つの機能の状態を知ることができます。
・測定結果はその場でアドバイスと共にお返しします。
・測定項目並びに結果における偏差値は東京都健康長寿支援センターの「お達者健診」での実績より裏付けられたものです。
『お達者健診PLUS』の特徴
①いつでもどこでも
大掛かりな検査機器は不要です。130㎡/約40坪の場所があれば実施可能です。
②お手軽に
当社団法人が提供する検査マニュアルにより誰でも検査員になって頂けます。
③低コスト
持ち込み測定機材は口腔検査用測定器と認知機能測定用タブレットのみです。
④検査後のサポート支援
口腔機能
●咀嚼力検査
チェック用のガムを60回噛み、噛み終わったガムの色で咀嚼力チェックを行います。
●オーラルディアドコキネシス
"タ"を連続して1秒間に何回言えるかを専用の機器で測定します。舌の運動速度と器用さを測定し、誤嚥性肺炎等のリスクチェックを行います。
歩行速度
人間の歩行速度は40代から低下し始め、毎年約0.8~0.9m/分下がります。しかも歩行速度の低下は極めて微妙な為、ほとんどの人が自覚できません。知らないうちに衰えている筋肉や関節・骨も歩行速度を高めることで維持・増強されます。自分の歩行速度を知り、意識して毎日早く歩くことで要介護リスクを遠ざけることになります。
握力検査
握力は食べ物を噛む力(咀嚼力)との関係が強く、食事から体に摂り入れる栄養の体内への吸収にも密接に関係し、全身の衰弱状態を測る指標として重要です。
Time Up & Go
「反応時間(機敏性)」「筋力」の測定
開眼片足立ち
「バランス機能」「視聴覚機能」の測定
人間の身体機能の中で「反応時間」「筋力」「バランス機能」「視聴覚機能」「歩行速度」の5つはトレーニングや訓練により低下を予防し、機能強化が可能です。この5つの機能を測定し、意識して機能強化につながるエクササイズをすれば身体機能を増強できる可能性が高まります。
認知機能
専用タブレットを用いて以下の検査を行います。
●順唱検査
●逆唱検査
●もの記憶検査
●ストループ検査
●遠隔記憶検査
『お達者健診PLUS』では、上記の各機能検査を行い、その場で測定結果をアドバイスと共にお返し致します。
また改善メニューやアフターセミナー、必要に応じて運動指導員による講座や健康教室等もご紹介し、お達者健診PLUSの健診結果に沿った個別指導メニューもご案内しております。
ご参考
東京都健康長寿医療センター(https://www.tmghig.jp/research/)において、高齢者の生活機能の維持・向上のために、老年症候群*の早期発見・早期対応に向けたシステムとして2001年から東京都板橋区の地域高齢者を対象に「お達者健診」を開始しました。その後2011年より「板橋お達者健診」として、東京都健康長寿医療センター周辺9地域(栄町・大山東町・氷川町・大山金井町・仲宿・加賀1/2丁目・板橋1/4丁目)在住の65~84歳の方を対象とした「板橋2011年コホート」として継続実施し、現代の都市高齢者に関する貴重なデータを蓄積してきました。